佐渡牡蠣(さどかき)【2025年12月2日放送】

佐渡牡蠣(さどかき)【2025年12月2日放送】

今回ご紹介するのは、冬の味覚と言えば牡蠣(かき)!!
新潟が誇る佐渡のブランド佐渡牡蠣(さどかき)をご紹介します。

牡蠣には主に夏(6月~8月)が旬の岩牡蠣と、冬(10月頃~4月頃)が旬の真牡蠣の2種類があり、今回ご紹介する佐渡牡蠣は、養殖の真牡蠣です。
その中でも特に12月~2月頃は濃厚なコクとクリーミーな味わいでより美味しく食べられます。

佐渡の加茂湖では、汽水湖と呼ばれる川からの水と日本海の海水の混ざる栄養豊富な湖であり、種カキ(牡蠣の赤ちゃん)をホタテの貝殻につけたものをひもで結び、海中にぶら下げて育てます。一般的な牡蠣は大きくなるまで2年~3年かかるところ、佐渡の湖では1年~1年半で大きく育ちます。県内で牡蠣の養殖を行っているのは加茂湖だけです。
今年の生育状況ですが、主要産地である広島は高温水による酸欠で大不漁の中、佐渡牡蠣は今のところ順調です。

良い牡蠣の見分け方は、貝柱が透明でカキの身がふっくら太っているものが良いとされています。

 

撮影風景

撮影現場の裏側を少しご紹介します。

弊社 相田課長と、NHK新潟放送局 の二瓶キャスターの出演です。

 

 

 

 

番組内でご紹介した調理例

カキフライ

サイズが大きくて濃厚な味わいの佐渡牡蠣はカキフライにすると絶品です。スーパー・鮮魚センターなどで購入したカキは、一度下処理を行ってから調理してください。

<下処理 例>
  
水を張ったボールに大さじ1の塩を入れて塩水を作り、カキをやさしく振り洗いをします。

  
ざるを上げると、塩水が黒く汚れますので2~3回ボールの水を変えてやさしく洗います。最後にざるで水を切り、さらにキッチンペーパーで牡蠣の水気を良く取るのがポイントです。

下処理が終わったカキに、小麦粉、溶き卵、少量の水を入れてバッター液を作り、粗めのパン粉をつけて上から軽く押さえたら、180℃の油で2分半~3分ひっくり返しながら揚げてください。

サクッとした衣とカキの旨みが口に広がります。
お好みでレモンやタルタルソースなどを付けてお召し上がりください。

 

カキ鍋

寒い冬の時期には、カキ鍋で身も出汁も美味しく召し上がってみてはいかがでしょうか。

カキは先程の下処理をあらかじめ行っておきます。
鍋を火にかけ、かつお節でとった出汁を入れ、醤油・みりんで味を調えカットした白菜(下茹でするとよりGood)ネギ・エノキ・豆腐などの具材を入れます。カキは加熱しすぎると小さくなりますので、なるべく後に入れるのが良いでしょう。

カキの旨みがしっかり出たスープは絶品です!!お好みでポン酢につけてお召し上がりください。