世界の海と新潟冷蔵

世界中の海から新潟県の近海まで、あらゆる水産物が集まる新潟市中央卸売市場は新潟県の水産物流通の中心。
当社は様々なルートから、国内外で水揚げされた水産物を集荷しています。
ここではその一部として、海外の漁業会社との取組みを紹介します。
世界の海と新潟冷蔵は、どのようにつながっているのでしょうか。

直接買い付け

直接買い付け

船上で凍結も行う洋上加工船を所有する米国漁業会社から直接買い付けを行っています。
1月〜11月にかけて月に2航海の頻度で当社向けに出漁してもらい、アラスカ海域で水揚げされた多様な魚種(ホッケ、カレイ、アカウオなど多種多様)を1船分購入します。
水揚げされたトン単位の魚は洋上で仕分けされ、頭と内臓を除去し新鮮なうちに冷凍されます。

当社のポジション

当社のポジション

船上で加工・凍結された魚介類は「原料」と呼ばれるもので、直接スーパーなどの量販店などに納められるものではありません。
それらは国内外の加工場向けに送られ、伝統食である干物、味噌漬け、粕漬けなどの漬け魚や、今トレンドとなっている「骨取り切り身」へと、余すところなく加工されます。
水揚げは大きなロットであるため、国内外のユーザーとも情報交換を行い、専門商社を通じて「原料」のまま販売することも少なくありません。
加工された魚は新潟市中央卸売市場から、県内はもとより全国の大手水産会社、海外の食品商社、水産加工会社へ販売されています。

活躍の舞台は世界

活躍の舞台は世界

このページで紹介したのはアラスカの例ですが、北欧、南米など商材があれば世界中どこにでも赴く可能性があります。
新潟冷蔵では常に現地の水揚げ情報、国内外の相場状況の情報交換を行い、現地に赴いて商談や検品を行う機会も数多くあります。
言葉は違ってもやはり重要なのがコミュニケーション能力。現地での人間関係を大切にしながら、ワールドワイドなお魚ビジネスを展開しています。