
今回は鰆(さわら)をご紹介します。
鰆はサバ科の回遊魚で、日本では1年を通して北海道南部から沖縄の広い範囲で漁獲できます。新潟県内では主に新潟近海~村上地域で水揚げが見られます。
鰆の旬は関西では4月~6月、関東では12月~2月とされており、近年、海水温の上昇と共に回遊ルートが変化しこの季節に新潟での漁獲が増えております。
鰆(さわら)の漢字の由来は、春に産卵のため外界から瀬戸内海に入り込み春に漁期を迎えることから「春を告げる魚」が字源となったと言われております。出世魚の一つとしても有名ですが、体長50cmくらいまでをサゴシ、50cmを超えるとサワラと呼ばれております。
番組内でご紹介した調理例
さわらの刺身
鮮度の良い生のさわらを手に入れたら是非、刺身で食べてみてください。
刺身で食べることがあまり無いと思いますが、生のさわらの身は柔らかくもっちりとした食感が楽しめます。旬を迎えるとより強く感じることが出来ます。また表面を炙ることによって香ばしい香りと濃厚な味わいが口の中に広がります。
この時期のさわらは一味違いますので是非ご賞味ください!!
さわらの西京焼き
さわらと言えば西京漬けが一般的です。鮮度の良い脂ののったさわらは漬け魚にしても大変美味しく頂けます。
西京味噌に砂糖、お酒、みりんを入れて味噌床を作ります。さわらの切身に塩を振り30分から1時間置いてキッチンペーパーでふき取ることにより余分な水気、臭みを取ります。
味噌床に2~3日漬け込み味を入れて下さい。味噌は焦げやすいのでしっかり落としてから焼いてください。
撮影風景
撮影現場のご紹介です。弊社 相田課長代理と、NHK新潟放送局 の矢田キャスターが出演しております。