ウマヅラハギ(こうぐり)【2021年2月16日放送】

ウマヅラハギ(こうぐり)【2021年2月16日放送】

今回は、ウマヅラハギ(こうぐり)をご紹介します。
ウマヅラハギはカワハギの仲間で、名前に由来するような特徴的な顔と、頭に角が生えた非常にインパクトのある魚です。

新潟ではこうぐりと呼ばれ、スーパーの店頭では角を取り表面のザラザラとした皮をはいである状態で販売されていることが多いと思います。

カワハギに比べるとお値段もわりとお手ごろ価格で、新潟では上越、山北や佐渡で漁獲されます。旬は、産卵時期の春~夏前。肝が大きくなってくると美味しくなります。この時期ならではの味覚を是非おいしく召し上がって下さい。

 

番組内でご紹介した調理例

お刺し身

鮮度のよいウマヅラハギは刺し身にすると繊細な味わいを楽しめます。
カワハギの仲間でもありますのでフグのようなシコシコとした食感と、独特の甘みがあります。季節によってはフグより美味しいと言われております。紅葉おろしぽん酢や、わさび醤油、肝を溶いた肝しょうゆを付けると大変美味しく召し上がれます。

煮付け

ウマヅラハギは、煮付けやお鍋に入れると大変美味しく召し上がれます。

頭を取ったら身に切れ目を入れ、沸騰したお湯に軽く入れ冷水で冷まします。お酒・みりんを鍋に入れて火にかけアルコールを飛ばしたらお砂糖と醤油を加えます。魚は軽く拭いて鍋の中に入れて落し蓋をしたら5~10分ほど煮れば完成です。身離れが良く大変食べやすいので上手に召し上がれると思います。淡白な味に煮付けの味が非常にマッチします。

 

撮影風景

撮影現場のご紹介です。弊社 山本 鮮魚部長と、NHK新潟放送局 の上岡キャスターが出演しております。